IoTの普及により実現間近なデジタルツインの世界!何が変わるか│デジタル

Internet Of Things
すべてのモノインターネットで繋がる。

その時代は、目前に迫っています。すべてのモノがインターネットに繋がることによって、世の中がどのように変化するのか。肌身で感じるほどの大きな変化が訪れるのか。

今回は、IoTによって実現される『デジタルツイン』の世界について、紹介したいと思います。

目次

デジタルツインとは

デジタルツインとは、現実世界にある機器や設備などの稼働状況や周囲の環境をデータ化し、仮想空間でデジタル的に再現・構築するテクノロジーのことです。

これは、ただの映像技術のことではありません。また、エンターテインメントでもありません。IoTがもたらす革新的な概念のひとつです。

①実現されるもの_家電製品

家電製品がインターネットに繋がることによって、常に現物家電の稼働状況不具合の予兆をAI等の高度な技術で、分析することができるようになります。

※ここではプライバシーの問題は取り上げません。

うまく稼働していない製品や不具合の予兆が見られる製品には、ソフトウェアのアップデートや修正・調整などが可能となり、より高品質な状態を保つことが可能となります。

また、故障等のトラブルが発生した場合には、製品の初期状態や稼働頻度、環境等をデータ分析し、次製品の開発に活かすことも可能になるでしょう。

②実現されるもの_航空機

これは航空機に限ったお話ではありませんが、すでに実現されている事例として紹介します。

GE(ジェネラル・エレクトリック)社は、デジタルツイン上にシステムを構築し、航空機からのリアルタイムなデータを反映することで、フライト中の損傷や故障の予兆を常に分析することに成功しています。

全フライト中の機器の熱量や周囲の粉塵、強風による負担や衝撃などの極めて精緻なデータが個別に、常時、デジタルツインのシステムにリアルタイムで反映される訳です。

従来、「シミュレーション」という概念で大量のデータを入力して行われていた分析は、デジタルツインというリアルデータを基に分析する方法に変革されました。

③実現されるもの_ヘルスケア

ヘルスケア産業は、デジタルツインの活用が非常に注目されている分野です。テクノロジーの進化においても、人類は「生命」「健康」への願望が潜在的に強く、必然的にヘルスケア分野も進化してきたのです。

上記の2例で、何となく想像できるかと思いますが、例えば人間の皮膚に貼り付けたセンサーから、血糖値や皮下組織間質液の状態をデータ化し、デジタルツインのモデルに反映させることで、人間の健康状態を常に監視することが可能になります。

当然、これらのデータが大量に蓄積していくことで、「健康理論」もより正確に高度に進化し、おそらく人類の寿命はさらに延長していくことでしょう。難病等の発生の規則性、予見、予防、早期処置についても、現代とは比較にならない未来が待っていると思います。

都市のデジタルツインとは

上記で産業別のデジタルツインによる変革を紹介しましたが、さらにスケールの大きい構想が『都市のデジタルツイン』です。

世界では、早くからシンガポールが「バーチャルシンガポール」の構想を表明しています。日本国内でも国土交通省が「国土交通データプラットフォーム整備計画」において、デジタルツインの構築に着手することとしています。

デジタルツインで再現される要素

例えば、地理空間や人の動き、交通状況、気象データなどが考えられます。これらのリアルタイムなデータが常にデジタルツイン上で再現され、様々な分析が可能になります。

災害の被害規模予測、事前対策

都市のデジタルツインによって、大きな期待が寄せられるのは災害の被害規模の予測や事前対策などでしょう。地盤の状態や人の集積傾向、地域毎の特性などがリアルタイムで反映されたデジタルツイン上で、災害時の被害規模予測危険地域などの特定も、今よりもずっと正確に分析できるようになるでしょう。


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この記事を書いた人

沖縄県でホームページ制作や店舗の集客サポートなど、小規模事業主のサポートを行っています。ホームページ制作については、月額2,580円の低価格でサービス提供していますので、ご関心のある方は、お問い合わせください。(全国対応)

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