プログラミングの学習を始めたいと考えている方は、とても多いです。
そして、プログラミングの学習を始めるきっかけに、これまで欲しかったデバイスの購入を考えている方も多いでしょう。
「どうせなら、AppleのMacBookやiPadを買って学習したい」
MacBookはパソコンのため、当然、プログラミングをすることもできますが、iPadではどうなのか。
この記事では、iPadを使ってプログラミングを学習するための環境構築について、実際の写真を例に紹介します。
iPadでプログラミング
iPadには、プログラミング言語の中でも屈指の人気を誇る「Python」が使える『Pythonista3』というアプリがあります。
『Pythonista3』とiPad、そしてキーボードがあれば、プログラミングの環境が整います。
なお、ここで紹介するのは独学スタイルであり、学習教材はご自身で準備する必要があります。
iPad(mini)
プログラミングをするためのiPadは「Pro」、「Air」、「無印」、「mini」。どちらでも構いません。
Pythonista3を使って学習する程度であれば、それほど負荷のかかる作業は実施しないはずですので、すでに持っているiPad、または欲しいiPadを購入すればよいでしょう。
AppleのiPadは、基本スペックが高いため、よほど古いiPadでなければ、十分にプログラミングの学習をすることができます。
この記事では、2021年9月に発売されたiPad mini 第6世代を使います。
Magicキーボード
プログラミングをするのであれば、実質、キーボードは必須と考えましょう。
iPadで使えるキーボードであれば種類を問いませんが、この記事ではAppleのMagicキーボードを使います。なお、個人的な好みにより、キーボードの配列はUS配列です。
Pythonista3(アプリ)
iPadやiPhoneでPythonを使うためのアプリです。わたしは購入済みのため、下記の画像では金額が表示されていませんが、1,220円ほどで購入できます。
一般的なアプリと比較すると高いように思えますが、「プログラミング」がiPad・iPhoneで学習できるのです。価値を考えれば、けっして高くはありません。
構成見本
下記は、iPad mini 第6世代、Magicキーボード、Pythonista3の3つで構築した環境の画像です。
参考までに、iPadのスタンドは、Amazonで購入したeono製です。
モニタを接続した完成形
前章の構成で、iPadでプログラミングを学習することができます。
さらに、外部モニタに出力する機能を備えているiPadであれば、外部モニタも加えることで、大きな画面上でプログラミングをすることができますので、より本格的な環境を整えることが可能です。
32インチモニタの例
iPad mini 第6世代の出力端子
この記事で使っているiPad mini 第6世代は、USB Type-Cポートを備えており、外部への映像出力にも対応しています。
モニタ側がHDMIしかなくても変換器を使うことで、モニタへの映像出力が可能になります。
マウスも使用可能
iPad mini 第6世代では、キーボードとマウスを同時にBluetooth接続することができます。
Pythonista3では、キーボードでコードを入力したあと、実行ボタンをタップ(クリック)することで、プログラムを実行することができるのですが、マウスがあると便利です。
あとがき
今回の記事では、iPadを使ってプログラミングを学習するための環境例を紹介しました。
学習環境として、iPadは最適な環境とは限らないのですが、Appleの製品が好きな方であれば、学習意欲を高める優れた環境になります。
この環境で、プログラミングの初歩のスキルを得られるのであれば、これほどよいお買い物はないでしょう。Windowsで挫折するよりも、とても合理的な選択になればよいですね。
このサイトでは、引き続き上記の環境でiPadでプログラミングを学習するための教材なども発信していく予定です。(不定期)