プログラミングの将来性│歴史上、テクノロジーが退化したことはない

今や小学生から学ぶことになったプログラミング

誰でも認識している国語や算数に並び、これからはプログラミングも小学校の義務教育過程で学ぶ教科のひとつとなります。でも、プログラミングの将来性や重要性については、まだ誰でも認識しているという状況ではなく、ご自分の子どもにとって将来性のある科目なのか、疑問に感じている方も多いでしょう。

このサイトでは、小学生が学ぶプログラミングをテーマに、重要性などは他の記事でも配信していますが、今回はプログラミングの将来性について、考えてみたいと思います。

目次

生活環境の進化の背景

う〜ん、、
プログラミングっていっても、何か将来の役に立つのかなぁ。。
就職とかでも有利なのかしら?ホント・・?

Webs隊長

どうした!

あっ!ウェブズ隊長♡
小学生の子どものことを考えているんだけど、プログラミングって本当に将来性が高いのかなぁと思って。

Webs隊長

よし!
今日は、プログラミングの将来性について説明しよう!

やったね!
わたしにも分かるようにお願いね♡


デジタルテクノロジーの骨格

別記事でも紹介していますが、近年、認知度が高まりつつあるAIやIoT、5G(がもたらす生活の進化)などのデジタルテクノロジーは、プログラミングによって実現されるものです。

プログラミングの概念なくして、すべてのデジタルテクノロジーは成立しないのです。

すべてのデジタルテクノロジーは、プログラミングの産物なのだ!

数十年前と現在

この記事を読んでいるほとんどの方は、数十年前の生活環境が思い出せると思います。改めて考えてみると、激変した環境に気付くことでしょう。

特にスマホ誕生以前と以後では、「何かを買うとき」「調べものをするとき」「音楽を聴くとき」「目的地までのルートを調べるとき」。

現在では、ありとあらゆるものがスマホに集約されています。AmazonなどのECサイト、インターネット上の情報整理・最適化、エンターテインメント。これらはすべてデジタルテクノロジーの進化でもたらされた産物です。

確かに、何かを買うときでもレビューを見ながらAmazonで買うことが多いわね!すぐに届くし、お店で買うことが少なくなったわ。

Webs隊長

必ずしもサービスそのものをテクノロジーとして捉える訳ではなく、巨大なテック企業の誕生も、テクノロジーの進化と関連性があるのだ!

テクノロジーは退化しない

価値観が大きく変わる時代、予測不可能な変化も当たり前の時代ですが、将来に向かってテクノロジーが退化することはありません。これまでの歴史上でも、テクノロジーは進化し続けています。

例えば、会社の仕事がパソコンから紙に戻ったり、スマホから昔の携帯電話に戻ったり、ゲームのクオリティがファミコン世代に戻ったり、家電製品の機能が昭和レベルに退化したり、といったことは考えられません。

人間は、未知の分野への関心が高く、また、新たなビジネスチャンスも現時点のテクノロジーの先にあるのです。

スマホや身近なデジタルサービス、すべてのテクノロジーはスピードを上げて進化し続けます。もちろん、テクノロジーの進化には、それを支える人材が必要です。

必然的にテクノロジーの源であるプログラミングの将来性は、間違いなく高まるでしょう。

将来の仕事

Webs隊長

ある有名な言葉を引用しよう!

「現在小学校に入学する子どもたちの65%は、今の時点で存在さえしない職種に就くことになると推定されている」

米経済誌フォーチュン(2016年)

前の章で紹介した通り、わたし達を取り巻く生活環境は、デジタルテクノロジーの進化によって、大きく変わりました。そして、これからの将来もスピードを上げて進化するでしょう。

上記の引用文は、テクノロジーの進化によって将来の職業自体も変わっていくことを予測した内容になっています。現在存在しない新たな職種には、もちろん非テクノロジー系の職種も含まれると思いますが、将来、IT系・デジタル系の職種の割合が圧倒的に多くなることは明らかです。

そして、現時点ではプログラミングを使わない「動画編集」「コンテンツクリエイター」などのデジタル寄りの職種もありますが、将来、それらも含めて進化の波はやってくるでしょう。

例えば、高度な画像分析の技術によって、動画編集の一部が自動化されることなど、極めて現実的なお話なのです。人口減少の社会構造を持つ日本では、特に効率化・自動化は必須なんですね。

補足
このような自動化の概念を作り上げる際、プログラミングが必要になります。

現在のプログラミング必修化が、数年後~数十年後、どのような成果を生み出すのかは未知数ですが、相対的なレベルは向上し、プログラミングスキルを持った人材が増えることで、テクノロジーの進化のスピードもより速くなるでしょう。

『テクノロジーは退化しない』を大前提とするのなら、プログラミングの将来性は極めて高いという結論にたどり着くのです。

Webs隊長

ただし、誰にでも得意・不得意はある!
全員がプログラマーになることが目的ではないぞ!

おまけの会話

まぁね。言ってることは分かるんだけど、わたしは事務職なので、あまりテクノロジーがイメージできないのよね~。。

Webs隊長

事務職だってプログラミングは必要だぞ!
これはほぼ間違いない!

なんで!!
事務職でもプログラミングが必要になるの?

Webs隊長

想像し難いとは思うが、昔はパソコンを使わない事務職が、現在ではほぼ100%、パソコンを使うだろう!同じような進化だ!

でも、事務職のプログラミングってなぁに?

Webs隊長

例えば、近年、日本でも導入が進んでる業務自動化のテクノロジー「RPA」だ!これから、効率化・自動化が進んでいくことは間違いがないんだ!

RPAってプログラミングを使うのね。
わたしじゃ付いていけな~い。。

Webs隊長

今の働く世代がプログラミング必修化する訳ではないが、今の子ども達の将来では、もう当たり前になっているのだ!
そもそも、パソコンすらいらない自動化の業種も存在しているだろう!

もう想像ができないけど、、子どものために勉強してがんばります!

補足
RPAについて、「プログラミングの知識が不要です!」とPRしている販売者もおりますが、RPAの根幹はプログラミングです。プログラミングの知識なくして、RPAは使えません。
当サイトの姉妹サイトで、RPAの情報も発信しています。(https://wens-studio.jp/rpa/)

Webs隊長

今日はここまで!

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この記事を書いた人

このサイトの運営者。

生粋のプログラマーではなく、庶民的なプログラミングユーザーとして、初心者の目線に立った分かりやすい解説を心掛けている。過去に、企業を対象にプログラミングの研修講師も経験。

2022年時点で、2年生の1児の親。

ともに成長しましょう!

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