このサイトでは、プログラミングを易しく解説していますが、小学生のお子様に「プログラミング」といっても、中々イメージできるものではありません。
プログラミングは小学生でも触れる様々な製品で使われています。
身近な「プログラム製品」で説明することで、小学生のお子様でもずっと理解がし易くなり、また関心も高まることでしょう。
この記事では、どのご家庭にもある、またどの小学生でも触れたことのある「プログラム製品」とそのプログラムの内容を、小学生向けに易しく紹介します。
う~~ん・・
どうした!
あっ!ウェブズ隊長♡
最近、子どもにプログラミングを教えているんだけど、何かイメージができていない気がするの・・
なるほど!
それなら、身近なプログラム製品で説明したほうがよいぞ!
例えばどんなの?
たくさんあるぞ!
紹介しよう!
子どもに教える場合は、日常的でイメージしやすい例がよく使われます。
例えば、さんすうの問題を考えてみてください。「リンゴが3個ありました。おじいさんからリンゴを2個貰いました。ぜんぶでリンゴはいくつでしょうか?」といった問題はよく使われていますね!
ただ、数字や概念を教えるのではなく、イメージしやすい例のほうが伝わりやすいのです。
プログラミングだけではなく、さんすうでも使われているぞ!
待たせたな!
早速、子どもに教えるためのプログラム製品を見てみよう!
どんなのがあるんだろう・・
楽しみだね!
冷蔵庫は、常に設定された温度を保つようにプログラムで制御されています。室内の温度を測るセンサーとプログラムが活躍しています。
冷蔵庫の扉を開くと「①冷風が停止する」「②ライトが点灯する」「③一定時間、開きっぱなしにするとアラームが鳴る」といった動作が始まります。これもプログラムで制御された動作です。
テレビのリモコンでは、電源をオン・オフにしたり、チャンネルを変えたり、音量を変更したりと、様々な操作を行いますが、各ボタンに対応するテレビの動作もプログラムで制御されています。
テレビには、タイマー機能が内蔵されています。1時間や2時間などのタイマーをセットすることにより、自動的に電源をオフにすることができます。また、決まった時間に電源をオンにすることも可能で、目覚まし時計代わりに使用している方もいらっしゃるでしょう。タイマー機能もプログラムで制御されています。
テレビには、予め指定した番組を録画してくれる機能も内蔵されています。その番組の開始時間に録画を開始し、終了時間に録画を終了するという動作もプログラムで制御されています。
最近のテレビは、インターネットに接続することで天気予報の情報や1週間程度の番組表を取得することができます。この番組表は現在の日時を中心に表示される仕組みになっています。これもプログラムで制御された機能です。
エアコンのリモコンでは、電源をオン・オフにしたり、室温を変えたり、風量を変更したりと、様々な操作を行いますが、各ボタンに対応するエアコンの動作もプログラムで制御されています。 また、エアコンには室温を測るセンサーも内蔵されており、常に設定された温度を保つようにプログラムで制御されています。
エアコンには、タイマー機能が内蔵されています。1時間や2時間などのタイマーをセットすることにより、自動的に電源をオフにすることができます。タイマー機能もプログラムで制御されています。
ほとんどの炊飯器には、硬め~柔らかめといったようにご飯の食感を選択する機能が付いています。 また、炊き込みご飯や五穀米用などのモードが選択できる炊飯器もあります。それぞれ、選択されたモードに対応して炊き上げの強さ加減や時間がプログラムによって制御されています。
炊飯器には、タイマー機能が内蔵されています。1時間や2時間などのタイマーをセットすることにより、自動的に炊き上げを開始することができます。タイマー機能もプログラムで制御されています。
日本の家庭においては欠かせない家電製品となった電子レンジにも多くのプログラムが内蔵されています。例えば、「おまかせ(自動)運転」では、出力や時間の設定をしなくても、食品を適度に温めてくれますね!これは、電子レンジに搭載された赤外線センターや湿度センサーによって、食品の加熱状態を測り、電磁波を調整してるからなんです。これもプログラムです。
スマホはプログラムの塊です(笑
各アプリケーションはプログラミングで作成されています。また、「タップするとアプリが起動する」といった基本動作から、タイマー機能、カメラ機能、GPS機能。スマホはプログラムによって活躍している代表的な存在ですね。
ひとつひとつのプログラム機能を説明することは現実的にできませんが、この記事を読んでいただいている方であれば、どのようにプログラムが使われているか、推測ができるでしょう。
どれも小学生なら知っている製品ばかりだ!
丁寧に説明することでプログラムのイメージが掴みやすくなるぞ!
当サイトでは、小学生の子ども向けのプログラミング学習に関する情報を発信していますが、プログラミングを知らない親も子どもと一緒に学ぶスタイルを推奨しています。
今記事で紹介した製品の「プログラム例」はほんの一部で、実際にはもっと多くの機能、つまりプログラムが搭載されています。また、紹介した製品以外にも多くのプログラム製品がご自宅にあるはずです。(洗濯機もそうですね!)
子どもと一緒にプログラム製品を探してみるのも楽しいです!子どもの感性は大人の想像を超えることがあります。
本当に面白い発見があるかもしれません。
何かに興味を持った子どもの感性は最強だ!
ぜひ、親子でプログラム製品を探してみよう!
楽しそうね♡
お家の中だけではなく、きっと、コンビニの電動ドアとかもプログラムだよね!
特に小学生低学年までは、子どもは親と一緒に何かをすることを楽しんでくれます!褒めてあげながら、日々、プログラム製品を見つけることを習慣化してみましょう。これも大切な、プログラミング学習なんです!
お子様に「お買い物のとき、レジで商品の値段が分かるでしょ?あれ、どうやって値段が分かるんだと思う?」と聞いてみてください。次回のお買い物のとき、レジ担当者の動きを注意深く観察するようになります(笑
答え(小学1年生向けの回答例)
すべての商品にはバーコードがついていて、そのバーコードは商品毎に違う模様になっている。その模様から、どの商品かを判断して値段が調べられている。(これもプログラム)