2020年度より、小学校教育でも「プログラミング」を学習することになりました。これから加速するデジタル社会に向けた国策です。
何か、いいことのように思えるけど・・下記のように感じている小学生のお子様をもつ親も多いのではないでしょうか。
プログラミングって、具体的に何を教えればよいの?
わたし何も知らないけど、学校に任せておけばよいの?
うちの子、ついていけずに遅れてしまったら、マズいのかなぁ
プログラミングスクールに通わせたほうがよいのかしら・・
What is Programing?
この記事では、プログラミングの初歩の初歩、「プログラミングとは」について、専門的に学習する訳ではないけれど、小学生に教える立場の方々向けに、易しく解説します。
小学生に教えるプログラミングとは?
うちの子、小学1年生になったばかりだけど、時々、学校でパソコン(タブレット)を触っているみたいね。分からないことがあったら、わたしで教えられるかしら・・
どうした!
あっ!ウェブズ隊長♡
小学校でプログラミング学習が始まっているみたいなんだけど、どうすればよいのか分からないの・・
そうか!
ダンナさんに相談しても、あまり聞いてくれないの!
なるほど!
今の親の世代は「プログラミング」に関わっている職業のヒト以外は、あまり知らないのが普通だ。
やっぱりそうよね♡
どうすればよいの?
よし!
今日は「プログラミングとは」について、簡単に説明しよう!
プログラミングって具体的になに?
「プログラミング」とは、『何かひとつの処理のまとまり・手順をロジカルに書き出すこと』と理解してください。
例えば、自動販売機でオレンジジュースを買う時は下記のようなプログラミングになります。
プログラミング例
- 自販機の前に立つ
- 目的のオレンジジュースが売り切れかどうか確認する
(売り切れなら、何も買わずに帰る) - 100円硬貨を2枚投入する
- 自販機の投入金額の表示が200円になっていることを確認する
(200円になっていなければ、返却口を確認する) - オレンジジュースのボタンが購入可能な表示になっていることを確認する
- オレンジジュースのボタンを押下する
- オレンジジュースが商品受け取り口に出ていることを確認する
- オレンジジュースを取り出す
- 硬貨返却口からおつりを取る
(おつりの金額が正しいか確認する)
これは、人によって書き方が異なってくるのですが、まあ上記のような流れになるはずです。(例えば②の売り切れ確認は行わずに、とりあえず200円硬貨を投入してオレンジジュースのボタンを押下し、商品が出てくるかどうかで判断するのもアリでしょう。)
プログラミングとは、このように『手順をロジカルに書き出す』ことから始まります。
実際は、書き出した手順をプログラミングコードで記述する必要があるが、今は考えなくてもよい!
プログラミングのよいイメージと悪いイメージ
下記に2つのイメージ図がありますが、「プログラミング」と聞いて、どちらの図がアナタのイメージに近いでしょうか。
A_よいイメージ
B_悪いイメージ
もし、「B_悪いイメージ」が現段階のアナタのイメージに近ければ、今すぐそのイメージを捨てましょう。プログラミングの初歩の段階で正しいイメージは「A_よいイメージ」です。
悪いイメージと聞いて、納得できないヒトがいるかもしれないが、ここは重要ポイントだ!順番的に、まずはフローチャートを書くところから始まる。
繰り返しますが、ここはこれからプログラミングを学ぶうえで、超重要なポイントです。後日、別の記事で紹介するプログラミングの本質「プログラミング的思考」にも関わってきます。
プログラミングは専門分野ではない!
プログラミングのスキルは、日常に溢れている事柄をロジカルに書き出すことで身に付けることができます。
ロジカルに書き出したあと、実際にプログラミング言語を用いてコードを書くのはプログラマーの仕事ですが、世間のイメージよりも難しいことをしているわけではありません。
ヒトは未経験の分野は難しそうに思えるものだ!
Excelだってやってみれば簡単だったろう?
少しプログラミングのイメージが変わった気がする♡
子どもに教えるためにがんばってみるね!
あとがき
今回の記事では、「プログラミングとは」について、易しめの解説でお届けしましたがいかがでしたか?
専門的で難しそうなイメージから、フローチャートのようなイメージ図に印象が変わったのであれば、幸いです。
このサイト『小学生・中学生のプログラミング学習』は、近年のプログラミング必修化に伴って、小学生・中学生の子どもを持つ多くの親にプログラミングの重要性と正体を知っていただくために開設しました。
これからたくさんの情報をお届けしますが、何も心配することはありません。
新しい時代の変革に、ともに挑戦していきましょう!
「プログラミングを身近に!」をモットーに、わたしも全力でがんばるぞ!