当サイトでは、将来のプログラミングの重要性や、小学生にプログラミングを教えるときの学習方法について、発信していますが、すべての小学生のお子さまがプログラミングを得意・好きになるとは限りません。
親がいくらプログラミング学習に期待しても、お子さまがプログラミングに苦手意識があったり、嫌いになってしまうと、学習は捗らないでしょう。
この記事は、小学生のお子さまがプログラミングを苦手・嫌いになってしまった親向けに書いています。
苦手・嫌いになってしまったら?
う~ん。。
今のところ大丈夫そうだけど、うちの子どもプログラミングが得意になるかしら?
どうした!
あっ!ウェブズ隊長♡
いえ、、何となく、子どもがプログラミングを苦手になったらどうしようかなぁって考えちゃって
それなら心配しないほうがいいぞ!
みんなが得意になるとは限らないからな!
でも、、プログラミングは将来大切なんでしょ?
よし!
今日は、子どもがプログラミングを苦手になったり、嫌いになった場合について、アドバイスしよう!
あまり心配しなくて大丈夫です!
現時点で、小学生の学習指導要領に定められているプログラミング学習は、それほど多くのボリュームがある訳ではありません。「こくご」や「さんすう」のように、単独の教科として存在している訳でもありませんので、成績への影響も少ないでしょう。
すべての子どもには『得意なこと』『不得意なこと』があるのです。
プログラミングは、将来性が非常に高い分野で、早い段階で効果的に学習を進めておくことはとても有意義なのは事実ですが、中学生など精神的に落ち着いた段階で挽回することも不可能ではありません。
お子さまが「どこかで引っかかっているのか」「まだ、プログラミングのイメージが掴めていないのか」「本当に苦手な分野なのか」。よく観察して、やさしく見守ってあげましょう。
NG発言
こんな発言は、よい結果を生みませんので控えましょう!
プログラミングができないと、将来、お仕事に就くの大変なのよ!
プログラミングをお勉強しないと、もう好きなモノ買ってあげないからね!
もったいないのは、親が知らないこと
わたしは、将来性が高いから何が何でもプログラミングは得意になったほうがよい、とは考えていません。
ただし、親がプログラミングを知らないばかりに、うまくプログラミングの『本質』を教えられず、子どもの可能性を摘んでしまうのはもったいないとも考えています。
本来、プログラミングは、他の教科と比べ子どもが関心を持つ要素がたくさんあるのです。
なぜなら、子どもは好奇心旺盛で、遊びの中で「なぜこうなるのか?」「こうしたらどうなるのか?」といった内容に夢中になるのは、すべての子どもに共通しているからです。
保育園児のころ、何度もすべり台からボールを転がしたように、子どもは本来、「論理」と「検証」が大好きなのです。
それでも好きになれそうになかったら、無理強いせず、長い目で見守ってあげたほうがよいのだ!
本質を学べるプログラミング玩具
当サイトは、「小学生の子どもに初歩のプログラミングを教える段階では、高額な教材もパソコンも不要」という持論を持っています。
そして、世の中には「プログラミングスキルを伸ばす」と謳っている知育玩具や教材は数多くありますが、プログラミングの本質に迫った玩具等は多くありません。
※たいてい、ブロックやマグネット、迷路系の玩具だったりします。
下記で紹介するのは、実際にロボットボールの動作をプログラミングすることができる製品で、子どもの好奇心も掴んだおススメのアイテムです。
それほど高価でもありませんので、購入をご検討してもよいかと思います。
スマホを使ってボールを転がしたり、ゲームなどの遊び要素も多く含まれていますが、「ボールの動きをプログラミングする」といったプログラミングの本質的な機能を含んでいます。
参考:スマホでプログラミングしている画面ショット
上記の見本のように、小学生向けのビジュアル的なプログラミング画面の他、世界中で使われている実際のプログラミング言語のうち、トップクラスの人気を誇る「JavaScript」で本物のプログラミングコードを記述することも可能です。
小学生5年生の算数で学習する予定の「プログラミングを活用して正多角形を描画する」も、この製品で実体験することができます。
これは、多くの諸外国のプログラミング学習で取り入れられているプログラミング学習ツール「Scratch」と同等の効果があるでしょう。
Amazonのサイトでは、動画なども公開されていますので、ぜひご参照ください。
上位の製品もあるが、miniでもプログラミングはできるので、お手頃だ!
「Scratch」や「LightBot(アプリ)」、そして今回紹介した「Sphero」のように、プログラミングの本質学習に効果的な製品・サービスは当サイトで積極的に紹介していきます。