プログラミングで広がる個人の可能性│サービス利用者から「開発者」へ

前回の記事では、プログラミングスキルがあれば、iPhoneやAndroidなどのスマホアプリを個人でも作成できることを説明しました。

これは単に、フリーランスや副業で収入を得ることではなく、現在の世の中では誰でもアプリの開発者にも販売者にもなれるということです。

この記事では、プログラミングで広がる個人の可能性個人の時代について、紹介してみたいと思います。

個人の時代

Webs隊長

<プログラミングの重要性>
今回のテーマはプログラミングで広がる個人の可能性だ!


世間でよくいわれていますが、現在は個人の時代です。

テクノロジーの進化やスマホの普及によって、個人が活動できる場は限りなく広がっています。以前の記事でも紹介したように、GAFAは日本の既存産業を大きく破壊しましたが、同時に個人の可能性を広げてくれました。

スマホやインターネットの成熟、SNSによって広げられた個人の活動の場は、10数年前からは考えられないほどです。

当サイトは、プログラミングをテーマにしていますが、非プログラミング分野でも、個人が書籍を出版したり、ブログやSNSを活用することで、いつでも誰でも情報の発信者になれるのです。

そして、個人で活動する割合が増えてくると、その傾向はより早まっていくでしょう。生活をするために、会社という組織に所属することが当たり前ではなくなる時代がやってくるのです。

考えてみましょう。

例えば、スマホ以前のゲーム市場には、「ゲームソフト」というハードが存在していて、ゲームを開発したり、リリースするためには『ゲーム会社』という組織に所属しなければなりませんでした。

「ソフト」と呼ばれるハード
これも・・

現在、家庭用ゲーム機では、依然としてゲーム会社がゲームソフトをリリースしているものの、スマホのゲームアプリであれば、すでに個人開発のゲームがありふれています。

テクノロジーの進化によって、今後、個人の可能性がさらに広がることは疑う余地がありません。

なぜなら、テクノロジーとは広く社会的に影響を与えるものであり、企業内で独占されるものではないからです。

そんな風に考えたことなかった・・

Webs隊長

「個人の時代」とは、単にフリーランスが増えるという意味ではない!
従来、会社でしか成し得なかったことが、個人でできる環境に変容した点が本質なのだ!

筆者は、将来的に会社と労働者の力関係について、「会社 < 労働者」の構図になると考えています。会社という組織は、働き手がいないと成り立たないためです。全員ではありませんが、優秀な人材ほど、個人活動の割合が高まるでしょう。

プログラミングで広がる個人の可能性

Webs隊長

さて!
ここからは、プログラミングを中心にした話をするぞ!

前の章のお話がインパクト強すぎて、まだ整理ができてないよ~


Webサイト設計者

現代では、個人が何らかのビジネスを行う場合、ほぼWebサイトの作成が必要となります。

今、ご覧いただいている当サイトもそうですが、ビジネスの規模を問わず、プロモーションにはWebサイトが必要なのです。

実は、Webサイトのプラットフォームとして、Wordpressという大変優れた無料のサービスがあり、Wordpressを使えば細やかなプログラミングの知識はなくても、そこそこのWebサイトは作れてしまうのですが、動きのあるWebサイトを作成する場合には、プログラミングスキルがあれば、大変有利になります。

もちろん、優れたWebサイトを制作できるようになれば、それ自体がビジネスになります。

Webs隊長

5Gによる通信の高速化によって、Webサイトの装飾は、今後過熱すると思うのだ!だから、プログラミングスキルが有利になるのだ!

スマホが出てから、インターネットで調べものをしない日って無いもんね。ステキなWebサイトが作れるっていいよね~

アプリ開発者

iPhone・Androidのアプリはプログラミングでできています。また、Windowsなどのパソコンのアプリも同様です。

それぞれ、プログラミング言語は異なっても、プログラミングスキルがあれば、誰でもアプリは作成することができます。作成したアプリをiPhoneの「AppStore」やGoogleの「PlayStore」でリリースすることも可能で、有料・無料は自由に決めることができます。

例えば、スマホ用アプリをiPhone用・Android用でリリースする場合には、それぞれ異なるプログラミング言語で作成する必要があります。

有料アプリの場合には、Apple、Google、それぞれにアプリ単価の15%~30%を差し引かれたあとの金額が、収益となります。無料アプリの場合には、アプリ内で課金システムを導入するか、広告を導入することで、収益を得ることができます。

その他、アプリ開発自体をビジネスとして、委託を受けて開発することも可能です。

わたしもメディア運営をする前に、Android用アプリ(非ゲーム)をリリースしたことがあるのですが、アプリをダウンロードさせるためには、Webサイトによるプロモーションが必須です。それだけ、現時点でもアプリ市場の競争率は高まっています。

サービス開発者

これは、スマホ用アプリやWindows用アプリと近いのですが、プログラミングスキルがあれば、何らかのサービスを生み出すこともできます。

例えば、すでに存在していますが、「翻訳システム」や「文字起こし」といったサービスの他、今は存在しないサービスを生み出すこともできるでしょう。

世の中の関心事をリサーチし、関連するサービスを個人が開発できる時代なのです。

サブスクリプション(月額制)モデルで、資産運用とAIを組み合わせたサービスなども面白いかもしれませんね!

Webs隊長

本当に「個人」が面白い時代が到来しているんだ!

今日はなんていうか・・
価値観や世界が変わった気がしました!

webskids

このサイトの運営者。 生粋のプログラマーではなく、庶民的なプログラミングユーザーとして、初心者の目線に立った分かりやすい解説を心掛けている。過去に、企業を対象にプログラミングの研修講師も経験。 2022年時点で、2年生の1児の親。 ともに成長しましょう!