パワーポイントを縦向きにする方法。チラシやポスターも自作できます

プレゼンテーションを作成する用途では、知名度や使用率が最も高いと思われるパワーポイント

パワーポイントは文章作成を目的としたWordや、表計算ソフトのExcelよりも、作成時の自由度が高いことも特徴のひとつです。Wordの行や、Excelのセルのような概念もなく、テキストや画像、写真をフリー構成で配置することができます。

通常、パワーポイントは横向きで使う場合がほとんどですが、スライドを縦向きにすることで、縦型の資料やチラシ、ポスターといった販促物を作成することもできます。
※一般的な複合機で印刷する場合には、A4などの既定サイズに合わせると汎用性が高くなります。

この記事では、パワーポイントを縦向きにする方法を画像付きで紹介します。

目次

スライドの向きを縦にする

この章では、パワーポイントのスライドの向きを縦にする方法を、実際のパワーポイントの画像を使って紹介します。合わせて、印刷時の用紙サイズをA4にする方法も紹介します。

設定手順

①ツールバーからデザインタブをクリック
スライドのサイズをクリック
ユーザー設定のスライドのサイズをクリック
④印刷の向きで縦横の変更が可能
⑤スライドの項目で縦のラジオボタンをクリック
⑥スライドのサイズ指定も可能(印刷用紙)
⑦多くの用紙サイズがある
⑧今回はA4で設定

スライドの向きと用紙サイズを確定したあとは、このダイヤログの右下にあるOKボタンをクリックします。

⑨まだスライドを未作成の状態であれば、どちらでも構わない

「最大化」は、スライドと比率が合わない写真等でも大きく表示させるため、写真等の左右がスライドからはみ出る場合があります。一方「サイズに合わせて調整」は写真等をすべて表示させるため、上下に余白が生じる場合があります。

⑩以上でスライドの向きが縦になる
⑪縦向きでもデザインアイデア等を使うことができる

縦型スライドの作品例

パワーポイントの向きを縦にすることで、下記のようなチラシやポスター等を作成することができます。

正確には、下記のサンプルは記事執筆の効率化のため、パワーポイント以外で作成していますが、同等のクオリティのスライドは作成可能なため、紹介しています。

サンプル

あとがき

今回はパワーポイントのスライドの向きを縦にする方法を紹介しました。

特にチラシやポスターなどを作成する場合には、Microsoftの他のOffice製品を使うよりも、自由性の高いパワーポイントを使うことをおススメします。

当サイトでは引き続き、パワーポイントの使い方などを発信していきますので、またご覧いただければ幸いです。

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