パワーポイントで余白なし(フチなし)印刷は可能か⇒複合機では不可?

パワーポイントを使ってチラシやDMを制作する方は多いでしょう。

そして印刷する際に、チラシ等をキレイに仕上げるため「余白なし(フチなし)で印刷したい」というニーズは多いです。パワーポイントの余白調整の設定項目を探したり・・チャレンジしたことはあるかもしれません。

この記事では、パワーポイントで作成したスライドを余白なし(フチなし)で印刷することは可能か?について紹介します。

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余白なし(フチなし)印刷は難しい

パワーポイントは、標準のスライドのサイズが16:9になっていることからも分かる通り、パソコン上でプレゼンテーションを行うことを目的としたOfficeアプリケーションです。

そのため、紙に印刷することはあまり考慮されていません。

パワーポイントの基本機能

前記の通り、パワーポイントはプレゼンテーションをするためのOfficeアプリであり、プレゼンテーションに関する機能は豊富ですが、紙に印刷する際の機能は、他のOfficeアプリ以下です。

つまり、チラシ等を印刷するための「余白なし(フチなし)印刷」の機能も特別に搭載されている訳ではありません。

それどころか、パワーポイントの基本機能では余白の設定項目はありません。他のOfficeアプリ以上に、余白の調整が難しいのです。

オフィス用複合機

オフィス用複合機は、基本的に会社で扱う各種書類を印刷することが目的です。

コンビニや家庭用プリンタのように写真をキレイに印刷する機能は、ほとんどの機種において搭載されていません。それよりも、印字箇所が紙面からはみ出してしまうリスク対策として、上下左右に多少の余白を付加するほうが、実用的なのです。

これは、パワーポイント以外のOfficeアプリ(Word等)で試してみれば分かります。余白の調整が可能なWordを使って、上下左右の余白を0にして、試し印刷してみてください。

パソコンで作成したWord上では、余白は見えなくても印刷物には余白が生じていることが分かると思います。

余白を最小化する方法

パワーポイントのスライドを会社用の複合機を使って、余白なし(フチなし)で印刷することは難しい旨、説明しましたが、スライドを用紙サイズに合わせることで、余白を最小化することはできます。

用紙サイズに合わせる方法については、別記事で紹介していますので、ご参考ください。

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