この記事では、セルに入力されている数値をカンマ区切りで表示させるVBAコードを紹介します。
Excelの日常操作においても、金額を含む数値に関しては、カンマ区切りで表示することが一般的です。VBAで自動化する場合でも、人間の作業と混在するようなExcelシートであれば、金額の判別がし易いようにカンマ区切りを活用するとよいでしょう。
セルの表示形式をカンマ区切りで表示するVBAコードを紹介しますので、基本知識として覚えておきましょう。
この章では、セルA1に入力されている数値をカンマ区切りで表示させるVBAコードを紹介します。
Format(object, format)
Sub Sample()
Range(“A1”) = Format(Range(“A1”), “#,###”)
End Sub
Sub Sample()
Cells( 1 , 1 ) = Format(Cells( 1 , 1 ), “#,###”)
End Sub
この章では、セルA1からセルA10に入力されている数値を、繰り返し構造により、すべてカンマ区切りで表示させるVBAコードを紹介します。
Sub Sample()
・・・①
Dim i As Long
・・・②
For i = 1 To 10
・・・③
Cells( i , 1 ) = Format(Cells( i , 1 ), “#,###”)
Next i
End Sub
①まず、下記の変数を宣言します。
i=行数を増やすための変数
②Forを使って1行目から10行目まで判定を繰り返します。
③繰り返し構造により、1行目から10行目までセルの表示形式をカンマ区切りに設定します。