ブログ初心者に向けた「とりあえず100記事」の信ぴょう性

ブログを始めた方にとって、サイトへのアクセスがまったく無い期間は辛いものです。

普段、何気なくインターネットで検索している裏には、一生懸命、コンテンツを作成しているブロガーの存在があるのですが、一般に意識されることはありません。

ブログの開設当初は、何を書いてもGoogleの検索結果に表示すらされず、ただ書き続ける期間が場合によっては数か月間も続きます。

通常、このような厳しい状況であれば、数か月を待たずに辞めてしまうと思うのですが、ブログの世界にはひとつ有名な噂があります。

とりあえず100記事書けば、変化が訪れる

今回の記事では、わたしの経験も踏まえてこの噂について考えてみました。

お断り
記事の内容は、完全にわたし個人の見解です。なお、当サイトはこの記事執筆時点で82記事であり100記事未達です。それでも現時点の実績や、わたしなりの常識感で導いた結論です。

目次

とりあえず100記事は確率論

当記事は、特に削除しませんが、2021年11月頃より、「ドメインパワー」という指標そのものを懐疑的に感じるようになりました。そして、2021年12月現在、「ドメインパワー」は無意味と確信しています。その根拠は、わたしのサイト運営の経験に存在するのですが、後日、気が向けば記事にしたいと思います。

ひとつ言えるのは、ドメインパワーを意識する必要はまったくありません。

キーワードの存在

ブログの記事は、Googleの検索エンジンに認識されることによって検索結果に表示されるようになります。

そして検索エンジンは、それぞれの記事毎に「キーワード」という概念を設定しています。どういうキーワードで検索したユーザーにどの記事をどの順番で表示させるか。

すべて検索エンジンに依存しているのです。

キーワードには競合率が存在する

そしてキーワードには、競合率が存在します。具体的には、月間の検索ボリューム競合性といった概念があり、ほとんどのブロガーはその概念や調べ方を認識しています。

そして、ブログを公開するドメイン(URLのことです)には、パワーが設定されています。否定する考え方もあるようですが、わたしの実体験上、確実にパワーの要素はあり、検索結果に大きく影響しています。

このパワーのことをドメインパワーといいます

例えば、開設当初のブログにはドメインパワーがありません。ゼロの状態です。そのブログサイトで、競合性の高いキーワードの記事を書いても、まず検索結果に表示されることはありません。(iPhone12Proのカメラ記事など)

競合性の高いキーワードの記事は、100記事書いても、アクセスされることはほとんどないでしょう。

アクセスが増え始めるきっかけ

ただし、普通は100記事も書いているうちに、競合性の低いキーワードの記事も含まれていくはずです。これは確率論です。

キーワード競合性を意識しなくても、多くの記事を書けば、それだけ検索される確率は高まる訳です。

アクセスされる数は少なくても、確実に積み重ねていくうちに、そのブログサイトにもドメインパワーがついてきます。

そして徐々に競合性の高いキーワードでも表示されるようになっていきます。

実際は、徐々にという表現は適さないほど、レベル間の差は大きいです。

100記事の結論

わたしにとっての結論は、100記事というのはあくまで目安であり、アクセスされる記事が含まれやすい確率のようなものです。少なくとも100記事を到達点として、何か大きな変化が訪れる訳ではないでしょう。

ただし、100記事という基準は無くても、後述の通り、更新頻度についてはGoogleが評価している可能性は感じます。

別記事で投稿していますが、ご自身のブログサイトのドメインパワーに応じて戦略的に記事を書いていくことをおススメします。

もし戦略的なブログ投稿に抵抗があるのであれば、100記事という基準を目指すのではなく、更新頻度、例えば月に20記事などを目指したほうがよいのかもしれません。

少なくとも当サイトは、投稿頻度が高い時期にドメインパワーの最初の変化が訪れました。

更新頻度は大切

その他、わたしが実際に体験したことを書いておきます。

運営年数が短いサイトは更新頻度が大切

当サイトのドメイン(webs-studio.jp)は、3か月目頃、突然ドメインパワーが半減したことがあります。

当時、月に25記事ほどのペースで投稿していたのですが、2週間ほど更新を怠った期間がありました。結果、ドメインパワーが一気に半減してしまいました。

これが更新頻度によるものなのか、検証はできませんが、他に心当たりがありません。少なくとも、記事数が少なく運営年数(WHOIS情報)が短いドメインについては、まだGoogleの信頼を得られていないという印象を受けます。

当時は、アクセス数も安定していなかったため、更新頻度が評価されてのドメインパワーだったのかもしれません。例えば、更新頻度は低くてもアクセス数が順調に維持できるのであれば、結果は違ったのかもしれません。

運営年数が高いサイトは安定する様子

具体的に紹介することはできませんが、わたしの勤める会社のドメインは運営年数が15年を超えています。

ブログは最近から始めたものの、半年ほど更新を怠ってもドメインパワーが落ちることはありません。アクセス数はそれほど多くなく月間2,000PV程度です。(記事数も20記事程度)

更新頻度の結論

以上、根拠は少ないのですがわたしの実体験からは、運営年数が短く記事数・アクセス数ともに少ないサイトについては、更新頻度が評価項目のひとつになっているものと思われます。

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この記事を書いた人

2021年2月に本格的にブログを開始。8か月目に10,000PV、9か月目には50,000PVを達成。(SNS流入は全期間を通じて数件)

現在、webs-studio.jpをメインに、6つのブログサイトを立ち上げており、合計で月間数万PVのメディア運営を行っている。



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