世界ではもちろん、日本国内だけでもインターネットで何かを検索されない日はありません。
ある調査によると日本国内における1ヵ月間のGoogle検索回数は、70億回を軽く超えるそうです。
そして、その検索の裏ではアナタやわたしのようなブロガーが、日々、プライベートの時間を割き、頭を悩ませながら記事を公開しているのです。でもブログ運営は多くの時間を取られる割に、収益化はとても難しいもの。
難しいどころか収益を得ることができない、または、数円~数十円しか稼げないブロガーの方は大勢いらっしゃることでしょう。そもそも、最も基本的な「ブログを見てもらう」「Googleの検索結果に表示される」ことすら、簡単なことではありません。
そして、ある一定時期から訪れる「記事のネタが思いつかない」といった悩み。。
もう、ブログは諦めようか・・
この記事は、ブログのPV数が伸びず、ブログをやめてしまいたい、と悩んでいるブロガーの方に向けて書いています。
検索ニーズに応える
当記事は、特に削除しませんが、2021年11月頃より、「ドメインパワー」という指標そのものを懐疑的に感じるようになりました。そして、2021年12月現在、「ドメインパワー」は無意味と確信しています。その根拠は、わたしのサイト運営の経験に存在するのですが、後日、気が向けば記事にしたいと思います。
ひとつ言えるのは、ドメインパワーを意識する必要はまったくありません。
ブログの本質は「検索ニーズに応える」に尽きます。
不特定多数の人を対象に、検索ニーズを調べて絞り込み、記事のタイトル・構成・文章を考えて、公開する。
当サイトでは、ブログの運営の基本をこのように考えています。
ドメインパワーに応じた記事タイトルで書く
ブロガーの方であれば、Googleのサービス「キーワードプランナー」の存在はご存じでしょう。
わたしはブログを始めた頃、キーワードプランナーの存在・使い方は知っていましたが、活用していませんでした。なぜなら、キーワードプランナーで表示されるキーワードからは、わたしの書きたい記事が想像できなかったからです。
そして、インターネット上の情報や「ブログ関連の書籍」では、一部、『ブログは書きたいものを書きましょう!そうしないと続きません』といった解説がなされていることもあります。
確かに、書きたくならないキーワードでブログを書くのは苦痛です。
しかし、『書きたいものを書く』というスタイルは完全に「運」に任せたブログ運営になってしまいます。
アナタが公開した記事は、たまたま競合が少なく、たまたまドメインパワーと検索ニーズが一致したものでない限り、検索結果に表示すらされないこともあるでしょう。
ブログが「検索ニーズに応える」ものである以上、キーワードプランナーで検索ボリューム・競合を調べて、ドメインパワーにマッチするキーワードで記事を書く必要があるのです。
ここは、がんばりどころです。
有効なブログテーマか
どのブログにも根幹となるブログテーマがあります。例えば、当サイトのテーマは「ブログのPV数をアップさせる運営」です。
ここはとてもシビアな問題なのですが、そもそもブログテーマ自体が有効なテーマになっているか、一度立ち返ってみてもよいかもしれません。
でも、大半のブロガーは「そのテーマでブログを書くために開設した」と思いますので、立ち返ってみること自体に抵抗があると思いますが、現在のテーマで「ネタは続きそうか」「検索ニーズはマッチしているか」など、勇気を持って考えてみましょう。
例えば、ドメインパワーゼロの状態から「iPhone」をテーマに、インターネットの検索市場に参入するのは、極めて成功率が低いといわざるを得ないのと同様です。
今のテーマは断念しなくても、サブディレクトリで別のテーマのブログサイトを開設しチャレンジすることはおススメのアイデアです。
E-A-Tは最適化されているか
Googleの品質ガイドライン「E-A-T」Expertise(専門性)、Authoritativeness(権威性)、 Trustworthiness(信頼性)についても、ほとんどのブロガーの方は知っていると思います。
わたしの肌感覚ですが、2021年の後半頃から、E-A-Tの影響を強く感じるようになりました。
ドメインパワーが26を超えていても、E-A-Tに最適化されていない記事はインデックスすらされないのです。
ドメインパワーが26前後であれば、記事を公開したあとのインデックスがとても早くなります。インデックス登録をリクエストしなくても自動的に短期間でインデックスされます。リクエストした場合には、翌日からPVが発生します。
PVを稼ぐブログの運営にはE-A-Tが欠かせない要因なのでしょう。
もし雑記ブログ以外で、ブログテーマ以外の記事を多く公開しているのであれば、ブログ全体の構成を考え直してみましょう。
なお、当サイトは元々、ひとつのドメイン(webs-studio.jp)で複数のテーマ記事を公開していましたが、ドメインパワーが伸び悩んだため、テーマ毎にサイトを分割しました。今では、計6つのブログサイトに分割して運営しています。
※2021年10月に分割
また、基本的にサブディレクトリで分割しましたが、親サイトのテーマとの関連性がない記事については、新規ドメインを取得しドメインパワーゼロから、雑記ブログとして再出発させています。(結果、それらのブログサイトのPVは現在ゼロです)
Twitterに依存しない
ブログの本質は「検索ニーズに応えること」です。
ブロガーの方でTwitterを併用している方は非常に多くいらっしゃいますが、わたしはTwitterはおススメしません。今回の「最後のチャレンジ」を機に、辞めてしまうか、1ヵ月間、アクセスを辞めてブログに集中してみましょう。
少し厳しいことを書きます。
ブログテーマやアナタ自身にファンが付いているのであれば別ですが、Twitterの文化である「フォロバ」を目的として増えたフォロワーは、アナタやアナタのブログサイトに何の利益ももたらしません。
だからといってTwitterを辞めるメリットはあるのか?
このようなご意見が聞こえてきそうですが、Twitterには下記のデメリットがあります。
ブログは、インターネット検索で情報を求めているユーザーと、情報提供者の記事のマッチングの場です。
つまり、ブログの市場は「インターネット検索」上に存在します。
Twitterをされてる多くの方は、なぜか(他の大勢と同じく)「フォロワー数獲得」に走ってしまいます。そして、PVが伸び悩んだとき、真っ先に「フォロワー数を増やさなければ」「ツイート数を増やさなければ」と考えてしまうようです。
ブログの市場がインターネット上にあるならば、戦略的に記事を公開することが取るべき対策です。
ブログを諦める前に、もう一度
その思いで、もう一度チャレンジする気概があるのであれば、少なくとも1か月間、Twitterへのアクセスは止めて、ブログ運営に集中してみましょう!
あとがき
今回の記事は以上です。
ブログを始めた頃、「自分の書いた記事がインターネット上に表示される」「ブログを運営している特別感」。
きっと、楽しいと感じていたでしょう。ブログは、PV数が伸びてくると、新たな楽しみに変わります。
今日のPV数。狙い通りのキーワードで上位検索される感覚。
紹介した4点を基本に、もう一度モチベーションが高まって、成長したブログになればよいですね!