Excelを使ったデータ分析では、ある基準点を基本にして、どれだけ離れているかという絶対値が必要になる場合もあるでしょう。
とても数学的で、ビジネスの現場では絶対値が必要な事例は少ないのかもしれませんが、Excelにはその値の絶対値を取得するABS関数というものがあります。
この記事では、Excelで値の絶対値を取得するためのABS関数の使い方について説明します。
ABS関数については、利用する汎用例が思いつきませんので、実例ではなく数式に限定して説明します。
絶対値とは、「基準点である0からどれだけ離れているか」を示す概念であり、具体的には値の+や-の符号を除いた純粋な数値部分のことです。
つまり、絶対値で考えると、+100も-100も同じ値ということになります(100になる)。
数式
=ABS(対象セル)
例:=ABS(A2)
とてもシンプルな数式ですが、絶対値を取得するABS関数の使い方は上記の通りです。特に補足する点はありません。