当サイトでは、パワーポイントで作成したプレゼンテーション資料をPDFで保存する方法について、以前、別記事で紹介していますが、逆に「PDFをパワーポイントで開いて編集したい」というニーズも多くあります。
結論から先に書くと、無料のサービスの範囲で「PDFをパワーポイントで開く(変換する)」の実用的な方法はありませんでした。(あくまでも当サイトで調べた結果)
Adobeや無料のフリーソフトを使っても無理なのか。
この記事では、PDFをパワーポイントで開く(変換)方法について、一般的に多く出回っている情報とその検証結果について、紹介します。
この章では、「PDFをパワーポイントで開く(変換する)」というニーズに対して、一般的に多く出回っている方法とその検証結果について紹介します。
PDFを開いたり、編集するための超有名ソフト「Adobe Acrobat」シリーズでは、PDFからパワーポイントのファイルに変換するための機能も提供されていますが、月額制の有料プランでのみ使用することができます。
無料のお試し期間はありますが、基本的に無料でPDFからパワーポイントに変換することはできません。
「PDF パワーポイントに変換」等のキーワードでインターネットで調べてみると、必ず上位に表示されるのが、Adobe Acrobatの公式ページです。
また、【無料】という言葉も記事のタイトルに含まれていますので、一見、Web上のツールであれば無料でPDFをパワーポイントに変換できるようにも思えますが、前節同様、月額制の有料プランでのみ使うことのできる機能でした。
無料のお試し期間はありますが、基本的に無料でPDFからパワーポイントに変換することはできません。
この章の①と②で紹介したのは、両方ともAdobe Acrobatを使った事例となりますが、PDFをパワーポイントに変換すると謳っている無料のソフトは、いくつか存在しているようです。
インターネットの情報を頼りに、当サイトでも複数のソフトの検証を行いましたが、残念ながら実用性のあるソフトは見つかりませんでした。(ここでは検証したソフトの名称の公表は控えます)
無料の範囲で、一部、変換機能が試せるソフトはありましたが、変換後のパワーポイントでは用紙のサイズが元のPDFとは違う設定になっていたり、オブジェクトの配置がズレていたりで、大きく調整しなければならない状態でした。
実用性で考えると、フリーソフトに期待を抱くのも厳しいでしょう。
これらのフリーソフトは品質が悪いという意味ではなく、あくまでも無料の範囲の場合には、機能が限定的になってしまうというのが当記事の解釈です。