VBAで線を引く│xlEdgeTopを使えば線だけを引けます!

この記事では、VBAを使ってExcelのセルの上辺・下辺・右辺・左辺に線を引く方法を実際のVBAコードも含めて紹介します。

前回の記事では、格子罫線や外枠罫線の引き方を説明しましたが、今回紹介する方法では、セルの1辺のみに罫線を引くことができます。見かけ上、線のみになりますので、多様な使い道があるでしょう。

上辺のみ
斜線

それぞれのVBAコードを紹介しますので、ご参考になれば幸いです。

目次

VBA│セルの四辺に線を引く

この章では、ExcelのセルC3の四辺に線を引くVBAコードを紹介します。

上・下に線
左・右に線
斜めに線

基本構文

object . Borders(index).LineStyle = xlContinuous

  • object = 罫線を引くセル(範囲)
    この例では、C3です
  • Borders = 罫線を引くプロパティ
  • (index) = 線を引くセルの位置
  • LineStyle = 罫線のスタイル
    この例では実線(xlContinuous)を使います

(index)を省略すると、セルを囲む格子罫線になります。

線を引く位置を設定するindex

線を引く位置インデックス
セルの上辺xlEdgeTop
セルの下辺xlEdgeBottom
セルの左辺xlEdgeLeft
セルの右辺xlEdgeRight
範囲の内側のみの横線xlInsideHorizontal
範囲の外側のみの縦線xlInsideVertical
右下がりの斜線xlDiagonalDown
右上がりの斜線xlDiagonalUp

実例を図解で紹介

上辺_xlEdgeTop

下辺_xlEdgeBottom

左辺_xlEdgeLeft

右辺_xlEdgeRight

内側横_xlInsideHorizontal

内側縦_xlInsideVertical

右下がり斜線_xlDiagonalDown

右上がり斜線_xlDiagonalUp

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
目次