MicrosoftからWindows11がリリースされて、当面はアップグレードを控えていたユーザーも、ある程度の情報が出そろった時期、そろそろアップグレードを意識されているユーザーも多いことでしょう。
Windows11へのアップグレード後、業務で使用するシステムやアプリケーションなどが正常に動作しなくなることが一番の懸念点かと思いますが、パソコンで使うアプリケーションで最も利用率が高いのは、何といってもエクセルやワードに代表されるOfficeですね。
この記事では、Windows11でも使えるOfficeバージョンについて説明します。
Office2013は使えない
サポート対象外の2013
Windows11では、Office2013はサポート対象外になっており使えません。
一部、サポート対象外ではあるもののWindows11アップグレード後も使えているというネット情報もありますが、いつ動作がしなくなるか分かりませんし、セキュリティ上の問題等を考えると、無理に使うべきではないでしょう。
サポート対象のOffice
Windows11で引き続きサポートされているOfficeは下記の通りです。
Office版 | サポート期限 |
---|---|
Microsoft365 | 月額制のため期限なし |
Office 2021 | 2026/10/13 |
Office 2019 | 2025/10/14※ |
Office 2016 | 2025/10/14※ |
Office2013ユーザーの選択肢
前章で、Office2013はWindows11では使えないことを説明しました。
現在、Windows10でOffice2013を使っているユーザーは、Windows11へのアップグレードは行わず、Windows10のままOffice2013を使い続けるか、Windows11へのアップグレードと合わせて、サポート対象のOfficeに乗り換えるか、の選択となります。
差し当たって、現在のパソコンに問題がないのであれば、無理にWindows11にアップグレードする必要はないと思いますが、Windows11へのアップグレードは無償期間が設定される見込みで、将来的に有償化する可能性が高いです。
基本的には、アップグレードの無償期間内にOfficeの乗り換えも含めてWindows11へのアップグレードを実行するほうがよいでしょう。