Wordでは、様々な用途の文書を作成することができますが、ドキュメントの下段に切り取り線が引かれていて「アンケート」や「出席表(参加表)」などが付いている文書もよくお見かけします。
切り取り線は、Wordの標準機能だけで真っすぐ引くことができます。また、切り取り線を点線にしたり、ハサミの記号を使うのも標準機能で対応可能です。
この記事では、Wordに切り取り線を挿入する方法と併せて、切り取り線に点線・ハサミ記号を使う方法も紹介します。
Wordに切り取り線を挿入する
Wordに切り取り線を挿入する方法を紹介しますが、切り取り線は「罫線」を使います。図形ではありませんので、傾いていないか、目を凝らして見ながら引くことはありません。
記事のタイトル通り、真っすぐ引くことができます。
また、「ハサミ記号」や「切り取り線」の文言には、テキストボックスを使います。テキストボックスは中央揃えで配置できますので、左右のバランスをアナログで調整する必要もありません。
切り取り線の引き方
罫線は段落(行)に沿って引きます。段落の上か下に引くことができますので、予めバランスを考えてカーソルを置いてください。(上か下という表現が分かり辛いと思いますが、Excelのセルの上か下に引くようなイメージです)
以上で、切り取り線用の罫線の挿入は完了です。続いて、切り取り線であることを分かりやすくするための「ハサミ記号」と「切り取り線」の文字を重ねていきます。
ハサミ記号と文字の重ね方
テキストボックスの配置バランスは半自動で調整できますので、テキストボックスの大きさはあまり気にしなくて大丈夫です。
[✂切り取り線]の文言が切り取り線のうえに重なるように配置します。合わせやすいように、テキストボックスの大きさは適宜、変更しても構いません。
最後にテキストボックスの線を消します
あとがき
今回は、Wordに切り取り線を挿入する方法を紹介しました。また、よくお見かけすると思うのですが、点線の切り取り線にハサミの記号を重ねる方法も紹介しました。
切り取り線の傾きもなく、文言の左右バランスも整った線が引けたと思います。
Wordのバリエーションが増えると、様々な文書を作成できるようになります。当サイトでは、引き続きWord関連の情報を発信していきますので、またご覧いただければ幸いです。