Adobe社が提供するPDF関連の有料ソフト「Acrobat Pro DC」
Acrobat Pro DCは、月額でライセンス料を支払うサブスクリプション型のサービスになっていますが、ライセンスの有効期間はソフトウェアのアップデートが自動で適用されて、常に最新の状態で利用することができます。
ただし、稀にアップデートを適用したあと、Acrobat Pro DCの言語設定が英語になってしまうことがあるようです。
この記事では、Acrobat Pro DCの表示が英語になってしまったときの日本語に戻す方法を紹介します。
Acrobat Pro DCの英語表示を日本語に戻す方法
一般的なソフトウェアは、オプション項目等から言語設定を探せば表示言語を変更できることが多いのですが、Acrobat Proの言語設定は少し複雑です。
基本的には、1つの手順で改善することもあるらしいのですが、改善が見られないようであれば、次々と次手順を実行する必要があります。
この記事では、4つの手順を紹介しますので、参考にしてみてください。
参考までに・・わたしのAcrobat Proも、突然英語表示になってしまったのですが、下記のうち4つ目の手順で改善しました。結果論ですが、4つ目の手順だけでも改善できた気がします。
基本手順1:Ctrlキーを押下しながらAcrobat Proを起動
以上が1つ目の手順です。これで改善できればよいのですが、③のメニューが表示されなかったり、英語表示のままの状態であれば、次の手順に進みます。
基本手順2:Acrobat Pro内の設定
このChoose at application startupを選択することで、(正常であれば)Acrobat Pro DCを起動した際に言語設定メニューが表示されます。
以上が2つ目の手順です。これで改善できればよいのですが、⑥のメニューが表示されなかったり、英語表示のままの状態であれば、次の手順に進みます。
対処1:Acrobat Proの修復
以上が3つ目の手順です。Acrobat Pro DCを終了して再度起動してみましょう。その後、前節「基本手順2:Acrobat Pro内の設定」を再度実施します。結果が先程と変わらなければ、次の手順に進みます。
対処2:言語の再インストール
参考:わたしのAcrobat Pro DCが英語表示になってしまった際、3つ目の手順までは改善が見られなかったのですが、この4つ目の手順でようやく改善しました。
Windows10
上記①の画面はWindows11のものです。Windows10でもアプリ画面(コントロールパネル内)はあります。Windows10の場合は、該当のアプリをクリックすると「変更」や「アンインストール」の選択肢が表示されます。
重要:下記の見本ではアンインストールに赤枠が付いていますが、今回は変更をクリックしてください。Windows10で同じ環境が作れなかったため、別の記事の画像を参考で掲載しているためです。
以上が最後の手順です。
あとがき
今回は、Acrobat Pro DCが英語表示になった場合の日本語表示への戻し方について記事にしました。
これはわたしの実体験でもあります。もし、前章4つ目の手順でも改善されなければ、Adobeに問い合わせしてみることをおススメします。