PDFを回転して保存することはできる?に回答します。(横向きにする)

PDFに関して「PDFを回転して保存したい」というニーズは多いようです。

元々、横向きの文書でも縦向きにPDF化してしまうと、縦向きのPDFとしてデータ化されてしまい、以降、どの端末で開いても縦向きのPDFになってしまいます。

このようなPDFを受け取った際、回転して保存することはできるのか。

この記事で回答します。

目次

PDFを回転して保存する

当然の回答になってしまいますが、AdobeのAcrobat Pro DCを使えば、PDFの様々な編集が可能になり、縦向きのPDFを回転して横向きに保存し直すこともできます。

ただし、Acrobat Pro DCは月額でライセンス費用が発生するサブスクリプション型のサービスです。

無料で回転して保存することは可能か?

Acrobat Pro DC以外のソフトウェアやサービスを使って、PDFを回転して保存することができないのか?

そのように考える方が大半かと思いますので、当サイトでも調べてみました。

Webサービス

当サイトで安全性を確認した訳ではありませんので、具体的なサービス名を明記することは避けますが、Webサービス上でPDFをアップロードしたあと、PDFを回転して保存するようなサービスはいくつかあるようです。

ただし、1日の回数に制限があったり、そもそも身元の分からないWebサービス上にPDFをアップロードするという時点で、ほとんどの会社は利用ができないかと思います。

一応、調べた分の画像は掲載して紹介しておきます。

①Web上にPDFをアップロードする仕様
②アップロードしたPDFがプレビュー表示される
画面上の左・右のボタンで回転することが可能
③回転した様子
④ダウンロードすることも可能
⑤1日に1回の利用が可能
2回目からはこのような画面が表示される
⑥1日の回数に抵触していなければ回転後、保存も可能
⑦保存後、PDFを開くと横向きに回転された状態で保存されていた

今回、当サイトで調べたのはここで紹介したWebサービスのみですが、他にも同様のサービスはあるかもしれません。ただし、一旦、Web上にPDFをアップロードすることについては、充分にご検討ください。

ソフトウェア系(Adobe以外のサードパーティ)

Webサービスと同じくソフトウェアでもPDFを回転して保存することが可能なものを探してみましたが、こちらは見つかりませんでした。

Microsoftストアでもいくつかの無料PDFソフトウェアがあったのですが、回転して保存することはできませんでした。

なお、Adobeが無料で提供している「Acrobat Reader DC」では表示を一時的に回転することは可能ですが、回転した状態で保存することはできません。

Adobe Acrobat Pro DCを使う

Adobeが提供する有料の「Adobe Acrobat Pro DC」「Adobe Acrobat Standard」を使えば、PDFを回転して保存することが可能です。

手順(Acrobat Pro DC本ライセンス版)

①左上のツールをクリック
ページを整理をクリック
ファイルを選択をクリック
④回転して保存したいPDFを選択し、開くをクリック
⑤プレビュー画面でPDFを選択し、回転アイコンをクリック
⑥対象のPDFが回転する
回転は、個別でも一括でも可能
⑦2つのPDFを回転させた
⑧左上の保存アイコンをクリック
⑨保存したら、右上の閉じるをクリック
⑩対象のPDFを開くと、回転して保存されていることが分かる
⑪この画面からでも回転することが可能
対象ページや回転の向きも変更可能

以上、Acrobat Pro DCを使って、PDFを回転して保存しました。やはりAdobeのソフトウェアは直感的に使いやすくレスポンスも良好です。

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