Wordのデフォルト設定の1ページのサイズはA4用紙のサイズです。
そして、用途に合わせて用紙のサイズを変更したり、文字のサイズや行間も変更することができるのですが、デフォルト設定における「1ページに収まる文字数」と「1行に収まる文字数」についてご存じでしょうか。
この記事では、Wordの1ページ分の文字数と1行分の文字数、そして入力可能な文字数を調整する方法について紹介します。
この章では、Wordのデフォルトでの1ページ分・1行分の文字数について紹介します。それぞれ全角の文字数で紹介しますが、Wordの半角の文字数については、入力する文字によって異なってきます(詳細は後述)。
Wordの1ページ分の文字数は、全角1,440文字です。(デフォルト状態の場合)
Wordの1行分の文字数は、全角40文字です。(デフォルト状態の場合)
この章の冒頭で少し触れましたが、Wordでは半角文字を使った場合の入力可能な文字数は、文字毎に異なります。
例えば、「a」を入力した場合と「b」を入力した場合で、1行分の入力可能な文字数はそれぞれ下記の通りです。
Wordの行数は36行です。(デフォルト状態の場合)
Wordのデフォルト設定における文字数は前章で紹介した通りですが、Wordでは文字のサイズや間隔を細やかに設定することができますので、1ページ分・1行分の文字数もこれらの設定を変更することにより調整することができます。
Wordの入力可能な文字数は、文字サイズや余白、文字の間隔などで変わってきます。
Wordの文字サイズはデフォルトで[10.5]です。文字サイズを小さくすれば、入力可能な文字数は多くなり、文字サイズを大きくすれば、入力可能な文字数は少なくなります。
Wordの余白も文字数に影響します。余白を狭くすれば、入力可能な文字数は多くなり、余白を広くすれば、入力可能な文字数は少なくなります。
Wordの行数はデフォルトで[36]です。行数多くすれば、入力可能な文字数は多くなり、行数を少なくすれば、入力可能な文字数は少なくなります。
ここまでで説明した通り、Wordでは設定を変更することで、入力可能な文字数を調整することができますが、「最大で何文字まで入力できるの?」と疑問に感じた方もいらっしゃるかと思います。
でも、この疑問に対しては字通用的な回答が難しいです。もちろん、文字サイズや余白を最小値にし行数を最大に増やせば、理論上の最大値も算出できるはずですが、文書としての役割を大きく欠いた体裁になってしまいます。