パソコンを使っているときに急に発生するトラブルのうち、「アルファベットの大文字しか打てなくなってしまった」という症状は、過去から現在まで、上位を占めるトラブルのひとつです。
何かの設定を変更した覚えもないし、つい先ほどまでは、普通に入力ができていたにも関わらず、突然、英語の小文字が打てなくなってしまい、とても困ってしまいます。
この記事では、大文字しか打てなくなってしまった原因と直し方について、画像付きで説明します。
この症状は十中八九、不意に「Caps LockをONにしてしまった」ことが原因で発生します。
無意識に下記の操作を行ってしまっているはずです。
キーボードのShift + Caps Lock を押下(同時押し)
この操作で、Caps LockがONになってしまいます。
実際にCaps LockがONになっているか確認してみましょう。Caps LockがONになっていると、そのボタンの小さなライト箇所が点灯状態になります。
もう一度、同じ操作をすることでなおります。
キーボードのShift + Caps Lock を押下
(同時押し)
前節のように確認し、Caps Lockのライトが消えていれば、Caps LockがOFFに戻りました。英語の小文字も入力できるようになっているはずです。
Caps Lockはあまり使われていない機能であるにも関わらず、縦並びのボタンを押下することで容易にONになってしまうため、無意識に発生しやすいトラブルのひとつです。
でも一度、原因と直し方を覚えてしまえば、すぐに対処できるようになりますのでご安心ください。
その他、パワーポイントなど特定のアプリケーションで同症状が発生することもありますが、それは後日、別記事で公開します。
↑公開しました。