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Windowsでコンピュータ名を変更する方法と注意点を紹介します

この記事は、WIndows10、Windows11共通です。

Windowsパソコンには、ネットワーク上で識別するための「コンピューター名」が付与されています。

特に会社のような複数のパソコンと複合機などのネットワーク機器と接続する場合には、コンピューター名が重要な意味を持ちます。

また、NASなど社内に共有のネットワークフォルダ(ドライブ)を設置している場合にも、各々のフォルダへのアクセス権限は基本的にコンピューター名で管理されています。

今回の記事では、Windowsのコンピューター名を変更する方法と、変更する場合の注意点(影響)を紹介します。

コンピューター名の変更方法

この章では、Windowsパソコンのコンピューター名を変更する方法を紹介します。

下記はWindows10の画面を掲載していますが、変更方法はWindows11もほぼ同様です

変更手順

①スタートアイコンを右クリックし、エクスプローラーをクリック
PCのアイコン上で右クリックし、プロパティをクリック
このPCの名前を変更をクリック
④操作中のパソコンのログインパスワードの入力が求められる
ログインパスワードを入力し、はいをクリック
新しいコンピューター名の入力が求められる
コンピューター名を入力し、次へをクリック

日本語は使えますが、ハイフン以外の記号は使えません。コンピューター名は最大15文字です。

再起動後に、コンピューター名の変更が反映する
⑨再起動後に、手順③の画面でコンピューター名が変更されていることを確認できる

コンピューター名を変更する注意点

Windowsのコンピューター名は、ネットワーク上で各々のパソコンを識別するために存在します。

たとえば、社内にある「Sample01」というコンピューター名のパソコン内の指定フォルダに、複合機でスキャンしたPDFが格納される環境を仮定します。

この場合、複合機側で「¥¥Sample01¥scanフォルダ」というような設定がされているのであれば、コンピューター名を変更すると、スキャンしたPDFデータが「Sample01のパソコン」に届かず、複合機側でエラーになってしまいます。

同様に、社内にNASを設置し共有のネットワークフォルダ(ドライブ)を使っている環境において、フォルダへのアクセス権限をコンピューター名で管理しているのであれば、パソコンは同じでもコンピューター名を変更した時点で、共有フォルダにアクセスすることができなくなってしまいます。

このように、コンピューター名を変更することで、日常の業務に影響が生じる可能性があります。

コンピューター名の変更は、社内でネットワークを管理している担当者の元、適切に行うようにしましょう。

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